HOKUCHU diary

高2「探求学習」の発表見学

本日1、2時間目に、高校2年生の進学・特進コースの生徒が、それぞれ設定した探求テーマについて調べたことを発表しました。経済、教育、心理、医療、芸術などたくさんの分野があり、中学生は、その中から自分が興味を持ったパネルのところへ行き、発表を聞かせて頂きました。「売れている商品には理由がある」、「音楽が与える心理効果」、「時代の変化に伴う家の設計」など、興味をそそられる研究テーマばかり。中学生は時間いっぱい高校生の発表に聞き入っていました。中学生もこれからたくさん発表の機会があります。今回の高校生の資料の作り方、堂々とした発表など、大いに参考になりましたね。さすが高校生!!







学習指導要領の改訂により、高等学校の「総合的な学習の時間」が2022年度から「総合的な探究の時間」に変わります。教科や科目の枠組みを超えた課題に取り組む点はこれまで通りですが、自ら探究するテーマを設定する点に重きを置いています。探求学習は、与えられた課題に対して、生徒が情報収集、情報の整理・分析、結論のまとめとプレゼンテーションを自ら主体的に行うことで、課題解決に必要な思考力・判断力・表現力などを養う学習です。探究学習の重要な特徴のひとつとして、「答えのない問いに向き合うこと」があげられます。興味・関心があることを深く掘り下げる学習は、とても楽しい学びだと思います。その学びを継続すれば、将来の職業選択にも役立つかもしれません。中学生の皆さんも今からでも始めてみませんか。