高校内進クラスの生徒による発表会
本日1限目に、様々なプログラム、コンテストに参加した高校内進コースの生徒のみなさんによる発表会を行いました。
まず、イマージョンの藤田先生から「トビタテ!留学JAPAN」の説明をして頂きました。
トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムは2013年からスタートした文部科学省主導の官民協働で取り組む留学促進プログラムです。 留学内容、渡航先、期間(2週間~1年間)を生徒が自由に設計でき、その留学計画に対して返済不要の奨学金が給付されます。2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す事業です。
この留学プログラムを利用してイギリスに留学した高校の内進コース2年生の清水晃希君に、1か月の留学期間で学んだ事などを発表してもらいました。清水君は、イギリスの大学で、自分が興味を持っていた服飾について学びました。はじめはALL英語の環境や知らない町での暮らしに戸惑いましたが、現地でできた友人などに支えられ、楽しく学ぶことができたそうです。「買ってきた古着のジャケットを全く違う服に変えてみる」という課題で清水君が作成した服はすごくオシャレでした。また清水君は、2月にニュージーランド語学研修を控える中学3年生に対し、「ニュージーランドではシャイにならず、積極的に話すこと」「日本との文化的な違いを感じてくること」というエールを送ってくれました。
次に、この夏にエンパワーメントに参加し、その際、留学生をホストファミリーとして自宅に迎えた、高校内進1年の尾崎光君、山本晶音さんに発表してもらいました。2人とも最初は、自宅に留学生がいることに抵抗はあったが、少しずつ話していくことで打ち解けていくようになり、その留学生との会話を通して英語の勉強になったと話してくれました。何事もやってみないとその魅力には気づかないものだということを2人から教えてくれました。
次に日本数学A-lympiadという数学コンテストに参加した高校内進生4名の中の、杉本惟乃さん、佐々木咲来さん、宮地沙綾さんに発表してもらいました。このコンテストは,金沢大学が主催するもので同じ学校に在籍する3~4人がチームになり,現実の世界的課題を背景として作成された実社会に起こりうる問題(英文)を読み解き,数学の力を利用して社会にとってより良い解決案を提案することを競う大会だそうです。
次に、日本数学オリンピックに参加する山口奈那子さんに意気込みを語ってくれました。山口さんは、前述の日本数学A-lympiadにも参加しました。数学オリンピックの予選は来年1月に行われます。山口さん頑張ってください。
このように多くの内進生が活躍しています。これらの発表を聴いて、たくさんの北中生が刺激を受けたことと思います。北中生のみんなも自分が興味のあることをどんどん深め、また、新しいことにも積極的にチャレンジしていきましょう。北中生よ、Be Ambitious!!