JICA講演会
6月26日、国際協力機構 (JICA) 海外協力隊員としてバヌアツで活動した山下依里佳さんの講演会が開催されました。中学三年生と高校生が参加し、山下さんのバヌアツでの貴重な体験談に耳を傾け、異文化交流についての理解を深めました。
山下さんは2016年から約2年間、バヌアツの小学校で算数教育の質を向上させるために活動しました。講演では、異なる文化や価値観にどのように対応し、理解を深めていったかを具体的なエピソードを交えて話してくださいました。生徒たちは、異文化と触れ合うことの意義や重要性について深く考えさせられました。
また、講演の後にはワークショップも行われ、生徒たちは「自分にとっての当たり前」が異なる文化ではどのように受け取られるかについて議論しました。このワークショップを通じて、日本とは違う文化の人とかかわる難しさを実感するとともに、どのようにかかわっていけばよいかを具体的に学ぶことができました。生徒たちは、異文化理解の重要性を再認識し、今後の国際交流に対する意識を高めました。