12月 謝恩行事
本日の謝恩行事では、北陸高等学校校長の藤原有仁先生からご法話をして頂きました。お釈迦さまの7番目の弟子であるチューラパンタカは、聡明な兄と違って物覚えが悪く、自分の無知を恥じていたが、お釈迦さまから「自分の無知を知る者は真の知恵者である」と諭されたそうです。そしてチューラパンタカはお釈迦さまから1本のほうきを与えられ、一心に掃除をしたところ、「ほうきで塵をはらうことは心の垢をおとすことと同じである」ということを悟ったとのことです。1つのことをただひたすらにやり抜くことで見えてくるものがあるのですね。