邦楽体験(2年生)
12月16日、中学2年生を対象に邦楽教室がありました。
本教室では、日本の伝統音楽に親しむことを目的に、琴と尺八の体験を行いました。
はじめに体験した尺八では、音を出すこと自体が難しく、息を入れる角度や息のスピードを少し変えるだけで音の出方が大きく変化するため、多くの生徒が苦戦していました。何度も試行錯誤を重ねる中で、少しずつ音が鳴るようになり、尺八の奥深さや演奏の難しさを実感する姿が見られました。
一方、琴の体験では、小学生の頃に授業等で触れたことのある生徒も多く、講師の先生の話をよく聞きながら、指の使い方や音の響きを確かめつつ演奏に取り組みました。全体で「さくら」を演奏した際には、教室いっぱいに美しい音色が響き、生徒たちは邦楽の魅力を存分に味わうことができました。
今回の邦楽教室は、普段なかなか触れる機会の少ない日本の伝統楽器を実際に体験する貴重な学びの場となりました。また、自国の文化や伝統に目を向け、その良さを改めて感じる機会にもなりました。
この経験を、日本の文化を紹介する場面として、今後予定されているNZでの活動や国際交流の中でもぜひ生かしていきたいと考えています。
