HOKUCHU diary

【NZ語学研修】タイルア日誌(18)SAYONARA PARTY

水曜日、ついにサヨナラパーティーが開催されました。
この夜は、生徒たちとホストファミリーにとって特別なひととき。かけがえのない時間をともに過ごし、ホームステイの締めくくりとなりました。

まず、生徒たちが日本舞踊や合唱を披露し、会場には温かい拍手が響き渡りました。その後、ホストファミリーへの感謝を込めたスピーチが行われ、生徒一人ひとりが英語で思いを伝えました。その真剣な姿に、ホストファミリーの目には涙が浮かぶ場面もありました。

また、ローアン先生とマリー先生から、本語学研修の終了証が授与されました。生徒たちは誇らしげに証書を受け取り、この研修の成果を実感している様子でした。

パーティーの後半では、ホストファミリーが持ち寄ってくださった料理を囲みながら、最後の交流を楽しみました。どのテーブルからも笑い声があふれ、お互いに名残惜しさを感じながらも、温かな雰囲気に包まれていました。

このホームステイは、生徒たちにとって大きな挑戦でした。慣れない環境、言葉の壁、文化の違い――最初は不安でいっぱいだった生徒もいました。「早く日本に帰りたい」と涙を見せることもありました。

しかし、最後には「もっとホームステイを続けたい」と、別れを惜しみながら涙を流す生徒の姿がありました。

この変化は、生徒たち自身の努力と、ホストファミリーの皆様の温かい支えがあったからこそ生まれたものです。日本では決して得ることのできない貴重な経験をさせていただいたことに、心から感謝しています。