夢を抱け北陸中で見つける夢、広がる未来。
在校生インタビュー
vol.19いろんな人に寄りそえるよう、
英語の勉強を頑張っています。

春江小学校出身

3年 岸田 雪乃

春江小学校出身

3年 岸田 雪乃

PROFILE
春江小学校出身。茶道サークル、トータルスポーツサークルに所属し、茶道サークルの部長を務める。着物教室に通い、着付け大会にも出場する。2年生で、新聞切り抜き作品コンクール佳作を受賞。将来は心理カウンセラーを目指し、英語の学びに力を入れる。

—北陸中学に入学された理由を教えてください。
人と違うことがしたくて中学はどこにいこうか考えていたとき、友達が北陸中学を教えてくれました。オープンキャンパスに行ってみたら明るくて楽しそうな学校だなぁと思い、北陸中学を受験しました。

—実際に入学されてどうでしたか。
友達できるかが1番不安だったんですけど、何人か声をかけてくれる子がいて、その子からいろんな友達が広がりました。授業でタブレットを使うので生徒同士あまりしゃべらないイメージがあったんですけど全然そんなことはなくて、みんなとコミュニケーションをとりやすい雰囲気がいいなと思いました。

—クラスの友達との交流を教えてください。
今のクラスは女子だけのグループと男女仲のいいグループがあるんですが、クラスで何か活動しようってなったときは一気に団結します。友達は本当にみんなおもしろくて、知らない音楽のことを教えてくれたり、私の世界をどんどん広げてくれるのですごいびっくりしています。

—将来の夢を教えてください。
将来は人の気持ちに寄りそって、たくさんの悩みを解決できる心理カウンセラーになりたいです。小学校の時に6年間通った児童館のスタッフさんが心理系の話をすごく聞いてくれる方でした。私は以前は人見知りで人とあまりしゃべらなかったんですけど、そのスタッフさんと話しているうちに話すことが楽しくなっていったんです。自分もそんな風に、誰かの未来を変えられる人になりたいです。

—将来の夢を叶えるために、意識して取り組んでいることはありますか。
心理カウンセラーになるんだったらいろんな人と話をしたいので、英語の勉強を頑張っています。小さな子供でも、大人でも、外国の方でも、友達関係とかで悩んだりっていう問題って誰にでもあると思っていて、そういうことを一緒に考えて、少しでも誰かの力になれたらと思っています。

—北陸中学の英語の学びは力になっていますか。
北陸中学には外国人の先生が英語だけで授業をするイマージョンをはじめ、タブレットで外国の方と話をするオンライン英会話の授業などがあります。イマージョンは英語しか使わないので最初は怖かったんですけど、今はすごく楽しいし、だいぶ英語に自信がつきました。廊下を歩いている時に外国人の先生が話しかけてくれることもあって、その時は英語で話をしたりしています。

—ニュージーランド語学研修も楽しみですね。
実は、ニュージーランド語学研修があるって、入学後に気づいたんです(苦笑)。入学当時は英語ができなかったので、ちょっと怖いなぁと思っていました。でも、自分が通っている着物の着付け教室で外国の方と話をする機会があり、やっぱり実際にその場所に行ってわかることもあるのかなとそこで思ったので、コロナ禍の影響を受けずニュージーランドに行けたらいいなと思っています。

—着物の着付けが特技と聞きました。
小学4年生から着物の着付け教室に通っていて、着付けの大会にも何度か出ました。きっかけはじゃんけんに負けて入った小学校の着付けサークルだったんですけど、やってみたらめっちゃ楽しくて。そこで知り合った先生から「大会に一緒に出ない?」って声をかけてもらい、着付けを始めました。教室には着物文化に興味がある外国の方も多くて、フィリピンや中国の年上の方たちと一緒にやっています。

—着物の教室以外にも、北陸中学ではサークルを2つかけもちされているそうですね。
1年の時から茶道サークルに入っていて、今は部長をやらせてもらっています。それと、小学生のときサッカーをしていたこともあって、2年の時に体を動かすトータルスポーツサークルに入りました。茶道部は、最初の方は高校生と一緒に活動していたんですけど、コロナ禍の影響で今は中学生だけでやっています。サークルは週1回の活動なので、勉強との両立もそこまで負担ではないです。

—茶道サークルで、部長として意識していることはありますか。
最初はみんなをどうまとめたらいいかわからなかったんですけど、いろんな人が手伝ってくれるので楽しくできています。コロナでずっと出来なかったんですが、今年こそはみんなで着物を着て学園祭でお茶会が開けたらと思っています。そのときは、みんなの着物の着付けもしたいですね。

—いろんな人との交流から刺激を受けることはありますか。
教室で知りあった中国の方とかとプライベートで一緒に遊びに行くこともあるので、英語だけじゃなく中国語も覚えたいって思うようになりました。他にも、小学生のとき児童館の発表で手話のダンスをやることになって、そこで耳の聞こえない人と手話でこんなにしゃべることができるんだって思い、挨拶とかちょっとしたコミュニケーションがとれるよう手話を学んだこともあります。

—2年生の壁新聞コンクールでは、フィリピンに関する内容に取り組まれていましたね。
2年生の夏休みの壁新聞の課題で「自分の好きな国をひとつ選んで、その国についてどう思うかについて書く」というのがあったんです。着物教室にいるフィリピンの方は着付けもできて話も楽しく、みんなにもっとフィリピンについて知ってほしいと思い、その人にヒアリングして新聞にまとめました。

—同じく2年生のとき、新聞切り抜き作品コンクールで佳作に選ばれていますね。
そのときは同じクラスの女の子と一緒に、子育てに関しての内容で取り組みました。子育てについて深く考える中で「ヤングケアラー」という言葉を初めて聞き、「ヤングケアラー」とは何か、そこに解決策があるのかなど、しっかり考えてまとめました。2人で一緒に取り組むことで今まで以上に仲良くなるきっかけになったし、将来的に心理カウンセラーにつながる良い予行になったのではと思います。

—これまでの体験や出会いが、多彩な活動につながっているのですね。
児童館のスタッフの方がいろんなきっかけをくださったことが今の私につながっていて、その児童館に通ったことは自分の中で1番誇りに思えることだと感じています。児童館での出会いはもちろん、私は本当に人に恵まれているので、両親をはじめいろんな人に感謝しなきゃなって思っています。

—これから、どんな大人になりたいですか。
人とコミュニケーションをとることがすごく好きなので、その力をもっと伸ばしていけたらと思います。本当にいろんな人がいるじゃないですか。学校にもいろんな人がいて、例えば、話が途切れてどうしたらいいかなって時に、好きな音楽でつながれたりするように、簡単なことでもコミュニケーションをとることができるよっていうことを、もっと沢山の人に知ってほしいです。

—最後に、未来の後輩にメッセージをお願いします。
新しい学校に進むのは怖い気持ちもあると思うんですけど、やらずに終わるより絶対にやった方がいいです。もし今やりたいことがなく、自分には才能がないと思っている人も、逆に「才能がないからやってみる」っていう考え方でよくて、何にでもチャレンジしていけば本当にいつか何とかなると思っています。

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